胃カメラより予約が取りやすい、バリウム検査をご活用ください!
バリウム検査
(胃透視検査)とは
造影剤(バリウム)を飲み、検査台上で体の向きを
上下左右に変えることで、バリウムを粘膜に付着させ、
食道・胃・十二指腸の状態を観察する検査です。
粘膜上の病気の有無や胃全体の形を診断することができます。
胃カメラ検査との違いは
胃の検査と言えば胃カメラが注目されていますが、主流はまだまだバリウム検査です。
X線による被ばくがある、便秘気味の方は検査後にバリウムを排泄するのに時間がかかる等のデメリットもありますが、一方で胃カメラよりも苦痛が少ないとも言われています(個人差があります)。
がんの種類によっては直接胃の中を観察する胃カメラより、バリウム検査の方が見つけやすい病変もあるとされています。
当院では年間に約5,000人もの方にバリウム検査を受診いただいています。
バリウム検査にこんなイメージ持っていませんか?
胃が痛い、不快感があるといった具体的な症状がない場合、
バリウム検査と胃カメラを1年ごとに交互に受診してはいかがでしょうか。
バリウム検査に関する注意事項
■検査に伴う副作用及び偶発症
・ごく稀に、気分不快・アレルギー反応・ショック等の副作用を起こす可能性があります。
・検査終了後、腹部膨満感または便秘等の症状がみられることがあります。
→検査終了後に下剤を服用していただきます。
3日以上便が出ない場合や、3日未満でも膨満感・腹痛を伴う場合は医療機関におかかり下さい。
■検査を受けられない方・注意が必要な方
下記に当てはまる方は、検査を受けることができません。
・妊娠中または、妊娠の可能性がある方
下記に当てはまる方は、検査を受けることができない可能性があります。
・授乳中の方
・体重125kg以上の方
・心臓病・腎臓病をお持ちで、水分摂取量に制限がある方
・高度難聴・身体的運動機能障害をお持ちの方
・手術の既往がある方
・慢性的な(頑固な)便秘症の方