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久野マインズタワークリニック
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病気と健康

体に大切な必須脂肪酸の働き

脂肪は5大栄養素の一つで、人体の構造や機能に欠かせないものですが、脂肪にも体によい脂肪悪い脂肪があります。
私たちの体は、摂取した脂肪を脂肪酸の形にして吸収しています。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
動物性脂肪のほとんどは飽和脂肪酸で、植物性脂肪の多くは不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸はその構造の違いにより、オメガ3系オメガ6系オメガ9系に分けられます。オメガ3と6は人体で作ることができない脂肪酸で必須脂肪酸とよばれています。

人間にとってよい脂肪は、必須脂肪酸のオメガ3と6で、生命の維持や健康に重要な役割を果たしますが、両方の摂取量のバランスが大切です。
悪い脂肪には、飽和脂肪酸である動物性の脂肪や、人工的に飽和状態にしたトランス型脂肪(マーガリン)があります。動物性の脂肪は動脈を詰まらせます。また、トランス型脂肪は細胞が必須脂肪酸を活用するのを妨げます。

1950年代、40〜50歳代の人たちが突然倒れるという新しい心臓病がクローズアップされました。動脈硬化による冠状動脈疾患であることがわかり、医学界は急激に変化した食事で肉からの飽和脂肪酸の摂取が多すぎるためと考えて、不飽和脂肪酸である植物性油とその加工品であるマーガリンの摂取を勧めました。しかし病気は増えました。
1970年代になって、イヌイットの人々がオメガ3の多い油を摂っていること、心臓病が少ないことがわかり、オメガ3の研究が始まりました。。必須脂肪酸の中でもオメガ3とオメガ6の比率が重要であることに気づいたのです。


必須脂肪酸の役割

細胞は細胞膜で細胞内を隔て、物質の出し入れをして細胞内の環境を整え、活動しています。必須脂肪酸が欠乏すると、水分の維持が傷害され、ヒビや乾燥肌といった症状がでます。

最近注目されているのは、必須脂肪酸の中でも特にオメガ3系脂肪酸の働きです。

1) 虚血性心疾患のリスクを減らす
血管の弾力性を維持し、炎症を予防・改善して、血液の循環をよくします。
2) 自然な抗炎症作用がある
関節炎、喘息、イースト菌感染、皮膚炎などにも有効です。
3) 網膜の機能の維持に必要
緑内障や網膜色素変性症を改善します。
4) 脳の活動に必要な物質
うつ病、統合失調症などの改善に効果があるのではないかと期待されています。また、脳の老化も防ぎます。
5) ガンの予防に必要
オメガ6とオメガ3のバランスがとれていると、免疫システムがよく働きます。