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久野マインズタワークリニック
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病気と健康

生活体力の維持に不可欠な運動

健康の増進には身体活動が不可欠

人間は基本的に「動物」で、体を移動することで食物を手に入れ、同時に身を守ってきました。つまり、最初から体を自由に動かして移動できるように進化してきています。したがって、能力維持のための刺激としては、一定水準の身体活動量が不可欠なのです。
医聖ヒポクラテスは、「身体活動を円滑にする種々の器官や臓器の機能は、適度に使い、定期的にチェックして、手入れを怠らなければ、よい状態で働き、老化もおだやかである。もし使わなかったり、甘やかしたりすると、それらの器官や臓器は構造も機能も悪い状態になり、病気になりやすく、老化の進行も早くなる」と、紀元前にすでに名言しています。また、アメリカの運動生理学者ケネス・H・クーパー博士は「神がわれわれに与えてくださった体は、120歳まで使えるようにできています。100歳までも生きられないのは、手入れや使い方が悪いのです」と説いています。 そして「老化現象は生理学的反応だけでなく、生活環境への順応の仕方にも左右されるのではないか。つまり、加齢とともに身体活動が少なくなることも、老化の大きな要因となっている」と指摘しています。
人間の器官や臓器は、加齢および不使用による廃用性萎縮で、構造的にも機能的にも退化して働きが悪くなります。
生活体力の向上を図るには、適度な身体活動量を確保することが肝要でしょう。そのためには、動機づけとして、その人の人生観や意志・意欲といった心理状態、栄養、休養などにも配慮したトータル・ウェルビーイングをめざす中に、身体活動=運動を位置づける必要があります。



人間の健康維持増進に好ましい運動

では、健康増進に好ましい運動とは、どのような運動を言うのでしょうか人間の身体活動を「生活体力」「競技体力」の2つに大きく分けて考えてみましょう。

1) 生活体力
日常の身体活動に必要な体力
食物を探すために歩く、木に登る、地面を掘る等、食べるための諸能力、種の保存のための行為に必要な体力等。

2) 競技体力
外敵に襲われた際に必要な体力
殴るなど相手を倒すための体力。物を投げるなど身を守るための体力。それがかなわない時、陸上を逃げる、水中を逃げるなど早く逃げるための体力。

今の私たちにとって、健康維持増進に基本的に必要なのは、生活体力です。この生活体力の維持・増進には、酸素を使ってエネルギー代謝を促進するような運動、すなわち持久的で適度な強度の身体活動を定期的に行うのが望ましいといえます。能力の限界に挑戦するような激しい身体活動は、かえって体を壊すことが多いのです。

好ましい有酸素運動の3原則
  • 強度として1分間の脈拍が90〜130の運動であること
  • 1回15〜20分以上持続して行うこと(こま切れでもよいとの意見もあります)
  • 頻度は週に3日以上、定期的に行うこと

運動の内容の基本は、有酸素運動と筋力トレーニングの組み合せです。できるだけ多くの筋肉をリズミカルに使う身体活動が好ましいでしょう。
有酸素運動としては、大筋群をリズミカルに使う運動、すなわち歩行、駆け足、自転車、水泳などが最適です。また筋力トレーニングは、下肢筋を重点に、はじめは自分の体重を利用して行います。背骨を垂直にしての膝の屈伸などをするといいでしょう。無理せず、ゆっくり、筋肉を意識してが原則です。

これらの運動の目的の第一は、骨盤と脊柱をよい状態にすることです。骨盤のゆがみをきたさないことが肝心です。矯正のためには、仙腸関節を使った運動をするとよいでしょう。脊柱を支え、脊髄を保護しながら、脊柱にバランスよく回転性の刺激を加えるような運動です。具体的には、左壁、右壁を意識した脊柱の回転運動鳩尾に脚がついていると意識しての歩行運動がおすすめです。

物質は原則として使うと減り、使わないと減らないという性質がありますが、生物としての人間では、逆に使うと骨、筋肉、血液、内蔵、血管なども増え、機能も高まります。使わないと、これらのものは減り、機能も低下します。ですから、定期的に、適度に使うことが大切です。